いまだにこんな営業やってる時点でアウト
サトウです。
保険屋さんって、好きですか?
たぶん、あなたの周りにも一人くらいいるんじゃないでしょうか?
定期的にやってきて「そろそろ見直ししませんか?」とか
「今度、こんな商品がでました!」とか…。
先日、あるお客さんに聞いた話です。
その方は今年、社会人になった息子さんがいるんですが、
息子さんの会社に頻繁に保険屋さんがやってくるらしいです。
あの手、この手でいろんなアプローチを仕掛けるのが得意な「生保レディ」さんです。
「〇〇くん(いきなりタメ口)、社会人になったんだから保険入らなくちゃね」とか
言われます。
で、どんどん話がすすんで
「やっぱり死亡保障は3,000万円くらいは必要だから」
「みんな、入ってるからね」
「次、設計書もってくるから、明日のこの時間あけといてね」
イヤぁ、素晴らしいセールス手法です!
ある意味、スゴイと思いますね。
何十年も前から、何一つ変わっていないトークですよ。
会社に訪問してくる彼女たちの、この営業は「職域訪問」って呼ばれたりしてます。
いまだに「職域」やってるんですね。
どうです?
保険屋さんに関わりたくないですよね?
こんな保険屋さんってアウト!
お客様本位の営業なんて全くのウソ
ところで、新社会人に「死亡保障」って必要だと思います?
その名のとおり、死んではじめて保険金がもらえる保障です。
新社会人ですから、たぶん結婚もしてないでしょうし、
お子さんもいないでしょう。
そんな人に「死亡保障」?
普通に考えれば保険金の受取人は、ご両親になるんでしょうが、
息子が死んで保険金を受け取ったとしても、どうなんです?
お金のことなんかより、悲しみしかないですよ。
保険って、もしものことがあったときのためや残された人に、って役割があるんです。
それなのに、両親がお金をもらったところで全く意味がありません。
ほんと、おかしな提案ばかりです。
何が言いたいのかというと、
根拠がないんですよね。彼女たちの提案って。
だいたい独身者に死亡保障3,000万って数字、どこから来たの?
そう、自分たちの都合で勝手に提案してるだけです。
もちろん、会社の指示や命令(?)もあるでしょう。
営業ですから、目標数字も。
仕方ないところもあるでしょう。
CMなどで「顧客本位とか、お客様に寄り添うナンチャラ〜」とか言ってますけど、
全く真逆です。
お客さんのことなんてなんとも思ってませんから。
いや、ちょっと言い過ぎました。
確かに一定数の割合で正統派の保険屋さんは存在します。
まぁ、ほんのひと握りですけど。
9割の営業が3年以内に辞めてしまう業界です。
だまされちゃいけません。
保険加入はあおられて入るものではない
じゃぁ、保険は必要ないのか?
と言えば、それはまた別の問題です。
必要な人もいるし、そうじゃない人もいる。
究極の結論は「お金があれば保険なんて要らない」ってことです。
といっても、有り余るほどお金を持ってる人なんて、そういません。
ですから、いつかは加入を考えるときが来るでしょう。
では先程の新社会人。
しばらく保険なんて必要ないです!(キッパリ)
もし何かあっても、社会保障制度もありますし会社の福利厚生なんかでカバーできる範囲ですよ。
それに、これは極論ですけど独身者が亡くなっても
誰かに迷惑をかけるという可能性は少ないです。
葬儀代を両親が負担することくらいじゃないですか?
ですから、独身者は結婚してからでも全然遅くない。
配偶者やお子さんがいて、はじめて保険加入を考える、それでいいです。
貯蓄の性質のある保険は別として、普通の死亡保障や医療、がん保険なんて独身者には必要なしです。
でも結婚したら別。
残された配偶者やお子さんに不憫な思いはさせたくないですよね。
とくにお子さんの進学の夢なんて、断念させるわけにはいきません。
昔は若いときに保険に入っておこないと、
保険料が高くなるから、ってある意味、脅迫的なセールストークで保険に入らせようとしていたものです。
たしかに年齢によって保険料が変わるのは、そのとおりです。
ただ、保険会社によっては同じ保障内容でも安くなったりする場合もあります。
とくに医療保険はそんな感じです。
だいたい、年齢を重ねていくと、
教育費なども少なくなったり、必要なくなったりしますから
死亡保障の保険料も安くなるのは当たり前です。
「保険料が高くなりますから!」なんて言われても無視です。
保険加入なんて営業にあおられて入るもんじゃないです。
保険屋さんのいいなりになって、わけのわからないまま毎月お金が引き落とされてる、
そんな人が大半ではないでしょうか?
僕も若い頃、そうでした。
毎月3万円くらい払ってましたよ。
いま思えば、当時の生保レディさんには手数料がけっこうあったんでは?
そう思います。
いずれ保険のことに向き合う時期っていうのが来ると思います。
今日、間違いなく言えることは、
「保険屋のいいなりになるな!」
ってことです。
自分のことしか考えてませんから。