不満がなければ現状維持でいいのか
携帯電話のキャリアはどこですか?
まさか、いまだに3大キャリアではないでしょう?
3大キャリアは、ドコモ・au・ソフトバンクです。
私の世代に多いのが未だに上記のキャリアを使っているということ。
両親もそうです。
今よりも安いところがある、って言うとその時は納得して「今度教えて」とか言うんですね。
でも何年も同じことの繰り返しです。
相変わらず、ドコモ。
別に3大キャリアの悪口を言うつもりもないんですが、
なぜ、安い会社のプランを選ぶ選択肢がないのか…。
これはもう日本人のDNAに組み込まれているのですが、
面倒なことはしたくない。です。
確かに現状に特に不満がなければ、あえて別の選択肢を考える必要はないかも知れません。
不満がなく、困っていないなら「そのままでいい」ということかな。
面倒だけどやるしかない
例えば、私の場合ですが、すでにいわゆる「格安SIM」の会社で契約しています。
ずっと3大キャリアを行き来していたのですが「格安SIM」に変えてから、ずっとそのままです。
具体的に毎月の料金は半分以下となりました。
たくさんの携帯会社がある中で、安いプランに変更することは確かに面倒くさいことかも知れません。
しかし、最初だけです。一度変更してしまえば同様のサービスが半額くらいになるのに、もったいないことです。
あなたが今、3大キャリアと契約していて毎月の支払いが5千円だとしましょう。
これが、半分近くの3千円くらいになったとしましょう。
2千円の節約です。
年間で24,000円。
大きいと思いませんか?
スマホ料金を例に書きましたが、具体的にどれくらいお金が動くかを「見える化」すればいいと考えています。
マネープランやライフプランニングの設計は、この「見える化」を行うことですが、
特に難しいことでもなく、簡単にできます。
面倒臭がらずに、とにかくやってみましょう。
面倒なことをやらないことが、今の現状です。
すべてのお金を見える化する
お金の流れを「見える化」することで、何が変わるのか?
どれだけのムダなお金をドブに捨てているのかが、明確になります。
私は昔、タバコを吸っていました。
当然、タバコが切れると買いに走ります。
コンビニへ直行です。
でもタバコだけでは用事は済まないのです。
なんででしょう?
そう、ついでに必ず缶コーヒーも買っていました。
別に飲みたくもないのにです。
当時、缶コーヒーが100円だったか120円だったかは覚えていません。
でも、毎日のことですからね。
仮に100円だったとしても、一ヶ月で約3千円ですよ。
年間36,000円。
もちろんタバコもセットですから、膨大な金額になりますよね。
ここで何が言いたいのかというと、
すべてのお金の流れを「見える化」する。ということです。
日々の食費から、スマホ代。
光熱費などの固定費。
クルマを持っているなら、ガソリン代などの経費。
毎月の保険料など。
何から何までを「見える化」です。
稼ぐことより残すことを考える
日本は約30年間、所得が上がらず物価が上がり続けている国です。
先進国の中ではとても珍しい国です。
大半の人が「お金が欲しい」と思うのは当然ですね。
昭和の時代と違い、頑張って働いて少しでも収入を。
もうそんな時代ではないです。
残業など細かく制限され、稼ぎたくても稼げないのです。
物価は毎年上がり、給与はそのまま。
こんな時代に考えることは、まず稼ぐことより「いかに残すか」。
さきに残すことを考えるといいのでは、と思います。
いまもらっている給与から、コツコツと銀行に貯金していてもダメです。
年利なんてホコリみたいなものです。
少しでも残すなら「つみたて投資」しかないでしょう。
投資信託やNISA、idecoなど。
面倒がらず調べて、取り組んでみましょう。
10年経てば結果は出ますから。